7月10日、シティカレッジ「地域と災害」の第7回「避難所運営を考える」が開催されました。
今回は北陸学院大学の田中准教授による「HUG」のワークショップが行われました。
HUGは、「避難所運営ゲーム」の略で、静岡県が開発したカードゲームです。
このゲームでは、避難所に押し寄せる、年齢・性別・それぞれが抱える家庭の事情や国籍などが異なった方々に、どのスペースを使って生活してもらうか、避難される方の立場に立って考えます。
田中先生から、ゲームの概要について説明があった後に、2班に分かれてHUGを行いました。
最初は、余裕があるように見えた学生達でしたが、カードによってどんどん情報が提供されるうちに、判断にとても苦しむ様子が伺えました。
HUGが終了した後には、他の先生方から、
・情報発信の大切さ
・役割分担による効率化
などについて、アドバイスがされました。
今回、全学生がHUGを初めて体験しましたが、何度も繰り返し行うことで、考え方がどんどん身に付くように感じました。
シティカレッジ「地域と災害」の基礎講座は今回で終了し、
8月7日に実践活動の第1回が開催される予定です。