6月27日、第五回シティカレッジ「地域住民の防災への取組と学生への期待」が開催されました。
今回は県民ボランティアセンターの綿木事務局長、そしてかほく市七窪地区の英区長からの話がありました。
綿木事務局長からは、県内で災害が起こったとき県がどのように動くのか、というお話と県内のボランティア団体4団体の紹介がありました。
福島の親子を招いて県内でキャンプ活動を行う団体など、直接被災地へ行くだけではない様々な活動を知ることができました。
また、英区長からは、かほく市七窪地区での取組について紹介がありました。
七窪地区では、平成22年12月に自主防災会が組織され、年に2回の防災訓練では毎回約250名が参加するなど、地域としての防災意識が非常に高い地区となっています。
今回のお話では、直接防災とは関係のない区の行事においても、防災関係のことを呼びかけるなど、地域の住民みんなで意識を高める工夫など教えていただきました。
県立看護大学の災害ボランティアサークルふたばや、金沢大学のボランティアさぽーとステーションなど、学生との連携についての紹介もあり、受講生も興味を持って聞くことができたのでは、と思います。
今回の講義では、前回紹介のあった学生の災害ボランティア団体とはまた違った活動に触れ、今後も受講していくうえでの良い刺激となったのではないでしょうか。