6月27日、シティカレッジ「地域と災害」の第5回・第6回「災害時に役立つ実践力を身に付ける」が開催されました。
今回は、(株)Plumeria Heart 兼氏氏の講演と、日本赤十字社石川県支部 防災ボランティアリーダーの北村氏による実演が行われました。
兼氏氏からは、ボランティアをするときに必要な考え方
・助けが必要なときでも、すぐには助けてと言えないことがあること
・一度断られても、諦めないで声掛けして欲しいこと
・「助けたい」という気持ちを押しつけて、ボランティアをしてはいけないこと
などについて、お話がありました。
改めて、どのような気持ちでボランティアをすればいいか、考えさせてもらう良い機会となったのではないでしょうか。
また、北村氏からは、土のう袋の結び方や身近な物を使った応急手当などについて、実演していただきました。
土のう袋の結び方や、
毛布で、より簡単に人を運ぶコツ、
レジ袋・タオル・雑誌・ガムテープを使った三角巾の作り方などについて学びました。
上記の他にも、
タオルやストッキングを使用した止血の方法、レジ袋・ゴミ袋とタオルを使ったおむつの作り方、バケツを使った簡易トイレの作り方の紹介がありました。
普段、身の回りにあるもので、これだけ様々な物が作れることを知り、驚いた学生も多かったのではないかと思います。
また、ここで紹介した方法はあくまでも例で、実際にはもっと良い使い方を、その場にいる人達が思い付くこともある、という北村氏の言葉が印象的でした。
次回は、基礎講座最終回「避難所運営を考える」を7月10日に開催予定です。場所は、第5回・第6回と同様に松ヶ枝福祉館で行う予定です。