「熊本地震に学ぶボランティアネット~被災地の経験を聴く~」を開催しました

今回は、11月12日(日曜日)金沢市内で行われた災害ボランティアきずなフォーラムの様子を
お知らせします。

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今年度は、昨年4月に起こった熊本地震での災害対応や支援に学ぼうということで、
講師に、熊本大学大学院 准教授の 藤見先生をお招きしました!

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大学としての支援にとどまらず、「熊本地震はどのような災害だったのか」「普段からの取り組みがあって助かったこと」「災害前の体制で対処できなかった課題」などについて、ご自身の経験を大いに交えてお話いただきました。

また、熊本では平時から、県内の大学が連携して『減災リーダー養成プログラム』を行い、
多くの学生が参加しているとのことでした。

後半は、会場からの質問も取り上げながら、互いの県での取り組みや、団体同士が連携するにあたっての悩みなどを共有し、意見交換を行いました。

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★参加者の皆さまの声①
・『学生リーダーの育成、地域との連携、ハザードマップの重要性など、取り組まなければならない課題がたくさんあると分かった』
・『熊本地震の経験をもとに開発された避難所初動運営キットなど、参考になった』
・『自分のネットワークの小ささを痛感したので、たくさんの活動・取り組みに参加することで成長したい』

そのほか、石川県内で活動する学生団体の発表も行いました。

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継続した被災地支援や防災活動を続けている県内の学生団体を知っていただき、学生・地域双方から活動の連携に向けて声を掛け合える関係をつくっていくことができればと思います。

★参加者の皆さまの声②
・『若い世代のボランティアが多くいることに驚いた』
・『団体があることは知っていたが、ボランティアを通してどのような事が学べたかなどを聞けて参考になった』
・『地域の避難訓練等はお年寄りの参加が多いので、もっと学生ボランティアの皆さんに呼びかけて活動したい』

幸い石川県では、これまで比較的災害が少ない一方、普段から災害に目を向けるというのはなかなか難しいのかもしれませんが、このような機会を通じて、いざという時に備えて活動することの重要性を発信していきたいと思います。

最後に、ご来場くださった皆さま、研修にご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
  

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