2日目はグループワークがメインの講義です。
8 災害時のジレンマ
ここでは、「クロスロード」を行いました。
災害現場で起こる様々な選択の場面について、各自が「YES」「NO」の判断をしていきます。
各自の選択についてグループ内で意見を交換しながら、一筋縄ではいかない災害対応について理解を深めました。
参加者からも「グループで共有することで新たな発見があった」「様々な視点の意見を知ることができた」といった感想が寄せられ、実のあるグループワークになったように思います。
9 2日間の振り返り
1日目で書き出した「災害ボランティアリーダーになる」ために必要な要素、リーダー像にクロスロードでの結果を採り入れ、災害ボランティアリーダーの行動指針として、「災害ボランティアリーダーになるための3か条」を各グループで話し合い、発表しました。
これで2日間の研修は全て終了です。
今回の研修には、石川県内の9つの大学等から計41名の学生の参加がありました。
研修を通して「ボランティアに対する見方、考え方が変わった」「様々な知識を得ることができ、学んだことを活かせるようにしたい」「いろんな大学等の学生と意見交換ができ、良い経験になった」等の感想がありました。
今回の研修で新しく発見したことや学んだことをきっかけに一人ひとりが今後、災害ボランティア活動に関する知識を深め、その知識を活用してボランティア活動を行うことはもちろん、日常のサークル活動や防災ボランティア活動の中で、地域の皆さんに伝えて欲しいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
最後に、今回の研修開催に際してご協力をいただいた皆様、ありがとうございました。